こんにちは!
ガーリー専門デザイナーのまめです!
今回は、わたしが未経験からどうやって3ヶ月でWEBデザイナーになったのか?ということをまとめようと思います。
未経験からWEBデザイナーを目指す人のお役に立てれば嬉しいです。
わたしがWEBデザイナーになった理由はこちらにまとめています。
目次
スキル0からの転職活動
アパレル販売員を辞めてすぐ転職活動をはじめました。
当時は、とりあえずWEBデザイナーになりたい!と思っていたので
「WEBデザイナー募集」「未経験歓迎!」と書かれている会社で場所が遠くなければ
とりあえず応募していました。
なので、小さい工場みたいなところとか、電気屋さんの商品ポップをひたすら作る会社とか
きっとやりたいっと思っていた仕事じゃない会社にも手当有り次第に応募してました。
今でも思うけどWEBデザイナーの括りが広すぎる。。。
結果、不採用つづきでした。
理由は明確で、
- 1.圧倒的スキル不足
- 2.明確な目標も目的もない
ちなみに、当時のわたしのスキルは、
- Illustratorで四角を作って文字を打ち込む
- 文字に縁をつける
- フォトショップ使ったことない
- HTMLナニソレ?美味しいの?
今となっては、よくこんなのでWEBデザイナーになろうとしたなあと思います。
WEBデザイナーになるために必要なこととか調べなかったの?
とりあえず就職しないとって思ってたからエージェントサイト登録しまくってた。
未経験OKなところなら入ったら教えてもらえると思ってたし。。。
そんな風に考えていました。
甘すぎる考えから技術を勉強することなく、WEBデザイナーが具体的にどんな仕事をするのか知らないまま転職活動を続けていました。
言い訳にしかなりませんが、元々アパレル販売員だったので入社するのに必要な技術って特になかったんですよね。
ある程度コミュニケーションが取れて服が好きで前の会社に入社できてしまったから
面接はWEBデザイナーになりたいって思いを伝えれば入れるって考えてました。
そんなことを1ヶ月続けた頃にようやくスキルがないとダメなのかな?っと思い始め
WEBスクールを検討するようになりました。
調べるとけっこう高くて、貯金もないわたしには今すぐには無理だ!!!っとなりました。
当時は親が「正社員で早く働きなさい!」っと言われることもあって
お金を貯めるためにとりあえずバイトはよくないと思いこんでいました。
働き方の考えが180°変わった日
WEBデザイナー諦めてとりあえずどこか入れる会社に就職して
お金貯めてスクール行ってからでもいいかなって挫折しかけていました。
そんな時にFacebookでたまたま「Web未経験からでも大丈夫!」とかかれたWebデザイナーさんの交流会を見つけました。
まわりにWeb業界の人がいなくて相談する人がいてなかったので話を聞いてみたいと思い参加してみました。
そこで主催をされていたタカハシさんもWeb業界未経験からWebデザイナーになってフリーランスになったという話をきいて、すごくワクワクして勇気をもらいました。
そもそも、フリーランスって博報堂とかで実績を上げたすごい人しかなれないものだと思っていました。
なりたいなんて考えたこともなかったし、わたしからすると可愛くも面白くもない自分が今からアイドルを目指すくらい無謀なことだと思ってました。
話を聞いただけでフリーランスになりたい!っと強く思ったわけではなく
正社員や契約社員、アルバイト、派遣、在宅ワーク、フリーランスなどなど
どんな働き方を選んでもいいんや!っと衝撃を受けました。
わたしは、社会人なんやから正社員じゃないといけない。アルバイトは恥ずかしい。
みんなちゃんと働いてるんやから自分もそうしないと浮いてしまう。普通じゃない。
っと自分のまわりの”みんな”と同じじゃないといけないと思いこんでいました。
だけど、そうじゃなくていいんや!
自分の目的や目標がなにかあれば働き方は自由でもいいんや!
っと考え方が180°変わりました。
タカハシさんが運営されるWebクリエータースクール“Creators Factory”では、
WEBの技術だけでなく、自分に合った働き方や将来設計なども教えてくれるWEBスクールだったので
わたしは技術はもちろんだけど、どんなWEBデザイナーになりたいのか、将来どうなっていきたいのかを
見直すために”Creators Factory”に入ることにしました。
WEBスクールと職業訓練
それと同時に職業訓練というものがあると教えてもらい
ちょうど失業保険をもらうタイミングもあり職業訓練のWEBクリエイター科に通うことにしました。
職業訓練
職業訓練には職業安定所で行きたい理由を伝えて申し込みをして
筆記試験と面接をクリアできれば入学できました。
筆記試験は、中学卒業レベルの数学、英語でした。
面接は、「なぜ通いたいのか」「将来の目標」などを聞かれました。
とりあえず、「在学中もいいところが見つかれば就職しますか?」と聞かれたら「はい!もちろんです!」と答えることは必須でした。
職業訓練の詳しい内容は、こちらもどうぞ。
今回は簡単にどんなことをしたのか書いています。
わたしが通っていた学校では、「Illustrator」「Photoshop」「Fireworks」「HTML/CSS」「javaScript」を教えてもらいました。
担当してくれる先生は、現役フリーランスのWEBデザイナーの方でした。
すごくわかりやすくて楽しい授業でした。
WEBスクールに同時に通っていたこともあって授業は比較的ついていけました。
特にテストとかはなかったと思います。
終わりの1ヶ月は実際のクライアントのWEBサイトをチームで作ってコンペで選んでもらいました。
写真素材がなかったのでクライアントをお呼びして、みんなで撮影も行いました。
ざっくりとした流れは、
ヒアリング
↓
写真撮影
↓
デザイントップ2つ提案
↓
1つに絞ってもらう
↓
そのデザインをブラッシュアップ
↓
各ページデザインつくる
↓
コーディング
全チーム最終コンペ
↓
決定!
↓
って感じでした。
チームで実際のお客さんの要望に応えて制作するのは初めてでとても良い経験でした。
わたしのチームはディレクターやデザイナー、コーダーなどを厳密に分けてなくて
全員で各ページをデザインしてコーディングしていたので今思うとベストなやり方ではなかったなっと思います。
結果、わたしのいたチームが選ばれました!!
すごく嬉しかったです!
ですが、今でもそのクライアントがWEBサイトを使っていることはなく少し残念です。
そんなこんなで3ヶ月後に卒業することができました。
WEBスクール
最初の壁
最初の壁は、技術云々ではなくパソコンでした。
家にデスクトップはあるけどノートパソコンは持っていませんでした。
もちろん、デザインソフトのAdobeも無料版しか触ったことがなく契約してませんでした。
WEBデザイナーになるならMacがいいよっとおすすめされるけど
なかなかすぐに買える額じゃないし、就職したら使わなくなるんじゃないだろうかと思いしばらく悩みました。
「自己投資」と言われても当時はピンっときませんでした。
でも、今は本当に買って良かったと思います!
結局、当時は「頑張って就職したら元がとれるくらい稼いでやる!」と決心してMacBookProを購入しました。
授業スタート
授業内容は職業訓練同様に、「Illustrator」「Photoshop」「HTML/CSS」などの使い方や基礎知識でした。
職業訓練と違うところは、WEB会社の現場で役に立つ知識を教えてもらいました。
職業訓練校では、国?市?が定めたカリキュラムがあるようであまり使わないであろう技術も授業にありました。
Creators Factoryでは、会社員とフリーランスを経験したことがある講師が教えてくれたので
実際にこんな仕事をするときに使う技術やツールとか、デザイン模写とか、実践的なバナーやサイトの自主制作を学ぶことができたので
実際に会社員になってからも全くわからないということがほとんどありませんでした。
就職の条件
わたしは最初の転職活動時では、とりあえず正社員でWEBデザイナーになれればなんでも良いと思い
会社や仕事内容は気にしていませんでした。
まずは、能力とか関係なく自分が「どういう仕事がしたいのか」「大切にしたい優先順位」を書き出しました。
- WEBデザインの制作
- 通勤時間30分くらい
- 残業なし
- 自分の時間がほしい
- 月収20万くらい
- 私服
こんな感じでした。
どちらかというとお金<時間だったので、残業なしで帰ってから自分の時間が欲しかったです。
次に、その条件にあった会社の求めている人材と自分が見合うのかを検証しました。
完全に残業なしは正社員だとなかなか難しかったです。
Creators Factoryでアドバイスをもらい「派遣」として働くことに決めました。
ちなみに、未経験者だと未経験OKなところじゃないと就職できないかというとそんなことはありません。
経験がなくても会社が求めている能力を証明できれば大丈夫です!
もちろん、経験がないけどスキルはあるから週3で月収30万欲しいとかはなかなかレベルが高すぎて難しいです。
あくまでも会社と自分がwinwinになる必要があります。
独学勉強術
基本的にはWEBスクールと職業訓練で勉強をしていましたが、独学でも勉強をしていました。
毎日寝る時間を削ってまで何時間もはしていないです。
暇な時間や電車などでちょっとできることをしていたので、ズボラな人におすすめです。
本を読む
技術書やデザインの基礎知識的なものなどいろいろ読みました。
その中でも今でも読み返したりしている買って良かった本を紹介します。
デザイン入門教室
レイアウトや写真、配色、文字などデザインの基礎が全部詰まっています。
Webだけじゃなくグラフィックやプレゼン資料の作成の参考にもなります。
なるほどデザイン
デザインする上で必要な基礎、概念、ルール、プロセスを図解やイラスト、写真などのビジュアルで解説しています。思わず「なるほど!!」って言ってしまう内容です。
やってはいけないデザイン
非デザイナーさん向けに書かれている本なのでデザインが全くわからないって人にもかなりわかりやすいです。悩み別の項目と文字量が少ないので活字苦手な人にもおすすめです。
新人デザイナーのための Webデザインを基礎から学べる本
Webデザインに特化したデザイン本。
同じサイトを「良い例」「ダメな例」と両方載せているので、納得いくしわかりやすいです。
Twitterをする
Twitterを利用しているクリエイターの人が多いので、情報収集にとてもおすすめです!
Facebookと違って本名じゃなくても大丈夫なのでフォローとかもしやすいです。
スマホにアプリ入れておけば電車とかでもちょっと見れるし、気になる情報があったらリツイートかブックマークするようにしています。
あと、クリエイター仲間が欲しい人にもおすすめですね!
ときにはリアルにお会いできる機会ができたりもします。
情報収集だけでなく、自分の得た情報をアウトプットするのにも活用しています。
アウトプットは情報を得るよりも学ぶ力がつくそうです。
確かに、人になにかを伝えようと思うときちんと伝わるように情報を整理したりとより考えると思います。
自分が制作したデザインをアップしてたった一人でもいいね!がつくと、かなり嬉しくてモチベーションが上がります♪
なので、いいねいただけるとめちゃくちゃ喜びますw
いろんなデザインを見る
とにかく目に入るモノ全てのデザインをよく見てあれこれ考察します。
元々、人間観察がけっこう好きで勝手に心の中で妄想してるので(ごめんね。)これは楽しいです。
例えば、電車の広告を見て勝手に「これ可愛い!」「わたしならこうする!」「なぜこのデザインにしたんだろうか?」とかって考察してます。
あとは本の表紙や、お菓子のパッケージとか新作コスメとかなんでも見て考えて自分のアイデアの引き出しにします。
全てを覚えているわけではないけど、ふとした時に「あのとき見たあのデザイン良かったなー」って出てきたりします。
2度目の転職活動
WEBスクールと職業訓練に3ヶ月通い猛勉強し、いよいよ2度目の転職活動です。
1度目は、やりたいことも、WEB会社のこともよくわからずスキルもありませんでした。
でも、2度目はレスポンシブのWEBサイトを一人でデザインとコーディングができるくらいのスキルがついていました。
行きたい会社は、「WEB制作」「残業なし」「通勤時間30分くらい」「月収20万くらい」と条件も考えて絞ることができます。
その条件から、働き方は「派遣」を選ぶことにしました。
派遣
クリエイターに特化したエージェントのクリーク・アンド・リバー社を利用しました。
まずは、登録してエージェントの人と会って希望の職種や条件、スキルや使えるツールなどのヒアリングをしてもらい
合いそうな会社を紹介してくれます。
行きたい会社が見つかれば、会社側に伝えてもらいOKがでればまずは面談という形で会社訪問することになります。
会社へはエージェントの担当の方も一緒に同行してくれて、会社側にすごく良い評価でわたしをアピールしてくれます。
これが本当にありがたかったです!自分でアピールは恥ずかしかったり自信がなかったりでなかなか伝えられないので。
面談なので面接ほどの緊張感はなくゆるーく質問に受け答えしながら1時間ほどで終わりました。
後の上司となる人がすごく話しやすくわたしのことも「すごいねー!」と肯定してくれる人で
条件も良かったので「この会社で働きたい!」と思い決めました。
幸いにも会社側からも来てほしいと言っていただけたので翌月から入社することが決まりました!
大阪の広告代理店に働くことになりました。
もちろん、入ってからはいろいろと想像と違ったり、大変なこともあったのですが
入社して良かったなと思える会社でした。
また、会社入ってから感じたギャップとかも別で書けたらなと思います。
さいごに
わたしは、未経験からWEB業界に転職する方に、スクールに行けとか職業訓練をゴリ押しするつもりはないです。
ただ、いろんな働き方があるし、勉強方法もあるし、未経験だからムリということはないので
視野を広くもって叶えてほしいなあと思います。
そんな方の参考になれれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。